リコーと朝日新聞社は、朝日新聞社から配信されるニュースをリコーの複合機で受け取る、複合機をクラウド情報端末と位置づけて活用したビジネス向け情報配信サービスを1月14日から開始すると発表した。

システムのイメージ図

同サービスは、リコーの複合機をクラウド情報端末と位置づけ、朝日新聞社から配信されるニュースを受け取り出力するサービス。朝日新聞ニュースのダイジェストや各産業を対象にしている通信社、専門紙がビジネスに役立つニュースを厳選し、コンパクトにまとめ、それぞれ独自の紙面で配信する。

ニュースのパッケージ商品の紙面・商品名の総称は「News Plaza(ニュースプラザ)」と名付け、受け取ったコンテンツは複合機で出力する前に、パソコン上でプレビュー表示させることが可能。

朝日新聞社がクラウド上に構築したNews Plaza配信サーバーと、リコーが開発したウィジェット「News Plaza for App2Me」が通信し、News Plazaのコンテンツを配信。パソコン上でプレビュー表示したり、リコーの複合機で出力することができる。

なお、News Plazaには、朝日新聞社と通信社、専門紙の計11社がニュースを提供。各社がNews Plaza用に主にA4サイズに編集したものを朝日新聞社が集約し、インターネット経由で、リコー複合機のユーザーを対象に定期的に配信するとのこと。

同サービス利用には、News Plaza for App2Meを専用サイトからパソコンにダウンロード、インストールし、各商品用のライセンスを購入の上、ウィジェットに登録することが必要。