東芝は、日本とブラジルの両国政府間で進められている経済・産業分野における協力関係強化の取り組みの一環として、ブラジルの研究機関であるウェルナー・フォン・ブラウン先端技術研究センター(VBC)およびブラジルのセンプ東芝インフォマティカ(STI)と、半導体設計の合弁会社設立に関する覚書を締結したことを発表した。

新会社の社名は未定ながら、資本金は400万ドル、出資比率はVBCが10%、STIが60%、東芝が30%を予定しており、2011年3月末までに許認可などの手続きを経て設立される予定。ブラジル国内向けアプリケーションに搭載される半導体の一部の設計を行う計画としている。