富士通エフ・オー・エム(FOM)と富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)、富士通東北システムズ(FJTH)の3社は共同で、地域金融機関を対象とした「CMSクラウド・ワンストップサービス」を提供開始すると発表した。

同サービスは3社の得意分野を結集したことが特徴とされており、FOMはWebサイトコンサルティング、富士通SSLはWebサイト構築ノウハウ、FJTHはデータセンターを提供する。

クラウドサービスとして提供されるCMSは富士通SSLが販売する「WebコアEnterprise」のノウハウを応用したもの。システムの導入からWebサイトの改ざんなどのセキュリティ対策も含めた運用メンテナンスに至るまでの一貫したサービスを3社共同で提供することになる。

「CMSクラウド・ワンストップサービス」の販売価格は初期費用: 157万5000円、月額: 26万2500円、CMS利用ID料: 1万7850円/1IDあたりとなる(価格はいずれも税込)。

3社は同サービスによって、Webサイトを活用した地域金融機関の営業戦略強化を支援。このサービスの販売目標を「2年間で100社」としている。