富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(以下、富士通SSL)は4月1日、同社のメール誤送信防止製品「SHieldMailChecker」をMicrosoft Exchange Server環境に対応させたことを発表。同日より価格据え置きで提供を開始した。

SHieldMailCheckerは、メールの宛先間違いや添付ファイルの取り違えといったメール誤送信による事故を未然に防ぐためのクライアントソフトウェア。

今回Exchange Server環境に対応したことにより、Microsoft Office Outlook 2007をメーラーとして搭載するExchange Server 2007上で同製品を利用することが可能となる。

同社は同製品について、今後Exchange Server 2010や企業向けオンラインサービスの「Exchange Online」にも適用範囲を拡大するとしている。

なおSHieldMailCheckerは2009年9月の発売時期よりキャンペーン価格で提供されていたが、今回Exchange Server環境に対応したことで同キャンペーンが2010年9月30日まで継続される。これにより、100ユーザーまで利用できる「基本ライセンスパック」の価格が18万9000円(通常価格は31万5000円)となる(年間保守料金は別途必要)。

また同製品は、ユーザー数にかかわらず月額42万円の定額で利用可能なサービスとしても利用可能(この場合は保守サポート料が月額料金に含まれる)。

SHieldMailCheckerは富士通グループで標準ツールとして採用されており、2010年4月現在でグループで100社以上、約10万ユーザーの導入実績があるという。

SHieldMailCheckerの画面イメージと機能概要