デジタルハリウッド大学大学院大阪キャンパスでは、本学客員教授である塩見政春氏が代表を務めるインターネットマーケティング研究室と松竹芸能との産学連携によるプロジェクトを開始した。

同プロジェクトでは、インターネットが普及した現代において、ソーシャルメディアによるクチコミを活用した芸人の売り出し方はないのか? ということを検証。若手お笑いコンビのこけらおとし、モンロー、ワイルドピッチの3組に協力してもらい、実証実験を行う。

検証方法は、大阪の街を練り歩き、豹柄ファッションの女性と2ショットの写真を撮影。その後、Twitter上にアップするとともに、これらと連動したネタをYouTubeなどにアップロード。彼らに関するクチコミが成功し、YouTubeのアクセス数が1000PVを超えれば、リアルのイベントを開催するといった流れを想定しているという。各お笑い芸人のTwitterのアカウントは、以下の通り。

阪本勝紀(こけらおとし) @sakamoto0919
坂元義晶(こけらおとし) @kokerayoshiaki
松本健一(モンロー) @matsumonroe
永田諭史(モンロー) @monlonagata
田中康之(ワイルドピッチ) @wildtanaka
中川裕也(ワイルドピッチ) @wildnakagawa

なお、インターネットマーケティング研究室では、研究テーマを「ソーシャルメディア」とし、中でも「クチコミを科学する」をキーワードに、クチコミが起こる条件や状況を徹底的に調査・研究、さらに実験をしていくことを主目的に活動しているとのこと。