エルピーダメモリは、1,066Mbps動作の×32ビットI/O 2GビットDDDR2 SDRAM「EDE2116ACBG」「EDE2132ACBG」を開発、サンプル出荷を開始したことを発表した。×32ビットI/Oのほか、×16ビットI/Oや1.5V電圧にも対応しており、同社ではエコフレンドリなDRAMとしている。

開発された1,066Mbps動作の×32ビットI/O 2GビットDDDR2 SDRAM

同製品により、従来の32ビットCPUで2GビットDRAMの組み込みシステムなどを構築する場合で用いられてきた×16ビットI/Oの1GビットDRAM2個を1個のDRAMで置き換えることが可能となり、メモリバスの設計簡素化、実装面積削減、消費電力低減などを実現することが可能となる。

プロセスには50nmを採用、×16ビット対応品は84ボールのFBGA、×32ビット対応品は128ボールFBGAでそれぞれ提供される。

なお、量産は2010年第2四半期(4~6月期)を予定している。