ARMは、Khronos OpenGL ES 1.1、2.0、OpenVG 1.0、1.1、その他のAPIを扱うグラフィックス、組み込みアプリケーション開発者のための総合的なリソース・スイート「ARM Mali Developer Center」を発表した。Maliエコシステムのメンバーとして同リソースにアクセスすることで、Maliグラフィックス・プロセシング・ユニット(GPU)プラットフォームを用いてグラフィックコンテンツを提供することが可能となる。

すでにSTMicroelectronicsやMediatek、ST-Ericssonなど24社はハードウェアライセンスを取得しており、同エコシステムに属する開発者とミドルウェアプロバイダは、グラフィックスコンテンツをスマートフォンやネットブック、ゲーム機、PND、STBなどのデジタル機器に提供することが可能となるほか、開発期間の短縮化およびコスト削減などが可能になるという。

なお、同オンライン・ポータルは、グラフィックス/組み込みアプリケーション開発者やミドルウェア・プロバイダに向けた、サポートと無償ツール、情報リソース、ハードウェア、コミュニティ・フォーラムへのアクセスを提供している。