コニカミノルタは1日、プロダクションプリント分野向け高速デジタルモノクロ複合機「bizhub PRO 1200/1200P」を7月23日より発売すると発表した。月産出力枚数が50万枚超の高出力ボリューム領域に対応した最上位機となる。

プロダクションプリント分野向け最上位機種「bizhub PRO 1200/1200P」

開発にあたっては長期間にわたる安定稼動を求める市場からの声を反映し、制御系の見直しや筐体・部品までの再設計を行うことで、耐久性能は従来機比約2倍(同社測定基準による)に向上。A3片面1時間当り4,200枚の出力速度および最大1万4,000枚の給紙容量で高生産性をサポートする。

画質については、出力解像度1200dpiを実現するLEDプリントヘッドや定着ソフトローラー、新スクリーン技術を新規採用。同社独自製法による環境負荷を低減した「デジタルトナーHD」との組み合わせにより、細線やハーフトーンなどの再現性を向上させ、高画質出力を実現したという。また、大容量給紙トレイや折り機ユニット、くるみ製本機など10種類の給紙・排紙オプションにより、ニーズに合わせたシステム拡張が可能となっている。本体標準価格はPRO 1200が945万円、コピー/スキャナ機能を省いたプリント専用モデルPRO 1200Pが869万4,000円、搬入設置料金8万9,250円となっている。