前バージョンから約2年の時を経て発表された「Corel Painter 11」

コーレルは5月22日より、プロのアーティストやデザイナー、写真家などに愛用されているデジタルペインティングソフト「Corel Painter」の最新版「Corel Painter 11」を発売すると発表した。

同製品は、アナログ画材と遜色のないリアルな描き味を特徴とし、独自の表現力をもたらす高機能なデジタルアートツール。自然なペイントとイラストワークを実現し、イラストレーターをはじめ、アーティスト、デザイナー、写真家から漫画家にいたるまで、ペイントツールとして多くのクリエイターに支持を受けるペインティングソフト。

今回、発売が発表されたCorel Painter 11は、マーカー、ペン、鉛筆やチョークなど40種類におよぶブラシの追加、描点サイズや移行範囲、傾きの角度などブラシをカスタマイズできるハードメディアコントロール、その他、カラープロファイルを簡単に制御できるカラーマネージメント機能、動作速度や安定性、Photoshopとの互換性の確保などを特徴としており、Intuosなどワコムの全製品をサポートしている。

対応OSはWindows XP/Vista、Mac OS X 10.4/10.5。価格は、通常版が6万2790円、アップグレード版が3万1,290円。ダウンロード通常版が5万2,290円、ダウンロードアップグレード版が3万1,290円。

カラーパレットやミキサーパレットの機能も強化

40種類以上のブラシが追加されよりリアルな描き味を実現