コネクトウェア製品を手がける米Digi Internationalの日本法人であるディジ インターナショナルは1日、半導体技術商社のインターニックスとDigiブランドのZigBee、セルラ、シリアルサーバなどのネットワーク関連非組み込み製品の販売に関する代理店契約を締結したことを発表した。

今回の提携についてディジ インターナショナルでは、これまで有線インフラが存在しない、あるいは既存インフラへのアクセスが不可能な場所でも機器のネットワーク化を実現するドロップ・イン ネットワーク ソリューションを提唱してきており、複数のネットワークテクノロジーにまたがった新たな製品群の販売強化・拡充を図るために、ネットワーク分野で幅広い実績と強力なサポート体制を持つインターニックスを新しいパートナとして選んだとしている。

なお、両社は、インターニックスが開発・技術サポート力を有し、国内の多くの電子機器メーカー、製造機器メーカーとの取引実績を持ち、商社に求められる機能や価値が高まる中、家庭・生活・社会インフラにおける通信関連技術の提供に注力している点で、方向性が一致したことが、今回の代理店契約締結のポイントとなったとしている。

これにより、インターニックスでは販売チャネルの強化、新規ビジネスの発掘・拡大を図り、3年後に5億円の売り上げを見込むとしている。