今回の参加者は小学校3年生から中学生2年生までの20名。小学校5~6年生が最も多く、電子工作の経験者は全体の半数ぐらいだという。親子5組ずつに分かれた各テーブルは学年などが偏らないように席が決められており、補助をするためのスタッフが1名配属された。

プログラムは、

1. 動作原理と作業の注意事項
2. はんだ付けの練習
3. キット製作とテスト
4. 制御プログラムの変更
5. 記念写真撮影

という流れで進められた。

会場風景 - 手前に用意された机でマイコンの書き込み作業を行った

電子工作教室は13:30から開催され、最初にマイコンについての説明があった。続いて「カラーフロッグ」の動作原理、作業場の注意事項などのレクチャーが行われた。「カラーフロッグ」にはフリースケールの8ビットマイコン 「MC9S08QD4」で制御を行うため、半導体およびマイコンについての基本的な説明も行われた。

動作原理の説明と作業上の注意事項のレクチャーのようす - はんだごての使い方の説明なども行われた

用意された電子工作キットの中には、「カラーフロッグ」キットのほかに、ユニバーサル基板も含まれており、最初ははんだごての使い方の練習から始まった。初めてはんだごてにさわる参加者も多かったようだが、上手にはんだ付けの作業を行っていた。

各テーブルには技術スタッフが1名配属され、作業手順の説明やはんだごての使い方などの指導を行った

部品の紛失を防ぐためか、電子工作キットは紙箱の中に入れた状態で配布された

作業中にけがなどがないよう、防護めがねとマスクも用意された

最初はユニーバーサル基板が手渡され、電子工作の基本であるはんだごての使い方から練習