【特集】

PCテクノロジートレンド 2005 SPRING - ICH7やCrush 19などチップセットに動き

9 まとめ

    大原雄介  [2005/02/28]

    今年はCPUの動向があまり活発ではない。チップセットに関しても、Intel 945/955シリーズが盛り上がるかちょっと微妙なところ。むしろ、Pentium 4離れの動きが加速しそうである。もっとも離れてどこに行くかと言うと、Pentium Mが6割、Athlon 64が4割というところか? 従って、ドラスティックにCPUの勢力図が変わるという訳ではなさそうである。

    メモリはゆるやかにDDR2に移行する「かもしれない」。ただIntelが昨年の段階で予想したのは、今年第2四半期にはDDR400とDDR2 533の価格差が無くなることだったが、現実的には依然として大きな価格差があり、これがあと3ヶ月で無くなるとは思いがたい。そんなわけで、本格的な移行が始まるのは年末から2006年ではなかろうか?

    チップセットに関しては、NVIDIAがどこまでシェアを伸ばすか?が最大の焦点。SLIが同社の最大の武器である訳だが、既にレポートした通り常に効果がある訳ではないので、エンスージャスト向けはともかく、メインストリームは難しそうな感じである。

    ビデオカードに関しては、実はNVIDIA/ATI共にハイエンド製品は「作れば売れる」状態だから、問題は生産側にあるのであって、積極的に新製品を投入しなくてもそれほど困らなかったりする。むしろメインストリーム/バリューをどう売るかの方が目下の関心事の様である。この結果、両社ともにアピールポイントが3D性能からそれ以外に次第に移りつつある状況なので、やはり製品展開はあまり活発ではなさそうだ。

    というわけで、総じてあまり大きな動きはなさそうなのが今年の状況である。半年後には、もうすこし楽しいロードマップを示せると良いのだが。

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