今回燻製するのはスパム。独特のクセのある味が特徴のスパムだが、燻製すると意外にマイルドな味になるので面白い。塩気の強い素材ではあるので、シュワッとハイボールと一緒にどうぞ。余った時はスクランブルエッグと合わせてウスターソースを少し垂らし、スパム丼にしても旨い。

スパムの燻製

材料

スパム缶詰 / 粗挽き黒胡椒

つくり方

1.スパムは厚さ3~5㎜程度にスライスする。粗挽き黒胡椒を両面にふり、キッチンペーパーの上にならべて30分ほど表面を乾燥させる。

スパムはスライス後、黒胡椒を振ってから乾燥させる

2.中華鍋の底にアルミホイルを敷き、サクラのスモークチップを一握り(6g程度)を入れて網を置き、点火する。

3.中華鍋に蓋をし、最初は強火でスモークチップの煙を出し、煙が出始めたら乾燥させたスパムを網の上にのせる。蓋をして中弱火で10分間燻製。この時、中華鍋の蓋に水滴がつくようであれば、キッチンペーパーで時々ふき取り、蓋からスパムに水が落ちないようにしてやるのがコツだ。

中華鍋にスモークチップを入れて火をつけ、煙が出始めてからスパムを入れる

4.10分加熱して、表面がうっすらと茶色い燻製色がついたらできあがり。

スモークチップの種類は、ヒッコリーやクルミなどでもよいが、一番相性がいいのは桜のスモークチップ。強い香りで、スパム特有の風味をマイルドにしてくれる。