台湾MSIは11月10日、GAMINGシリーズとして初の3連ファンを搭載したオーバークロック仕様のGeForce GTX 1080 Ti カード「GeForce GTX 1080 Ti GAMING X TRIO」を国内市場向けに発売した。店頭予想価格は税別104,980円。

GeForce GTX 1080 Ti GAMING X TRIO

2017年9月の東京ゲームショウ 2017で先行公開されたグラフィックスカード。MSI製グラフィックスカードで、3連ファンを搭載したモデルというと、オーバークロッカー向けの「Lightning」シリーズが定番となっているが、メインストリーム向けのGAMINGシリーズとしては、「GeForce GTX 1080 Ti GAMING X TRIO」が初となる。

分散型ファンブレードと従来型ファンブレードを組み合わせた「トルクスファン 2.0」を採用するほか、表面積を拡大したヒートシンク、6本のヒートパイプによって高い冷却性能を実現するという。また、GPUの温度が60度以下の場合にはファンの動作を停止するZERO FROZR機能をサポートする。

主な仕様は、ベースクロックが1,544MHz、ブーストクロックが1,657MHz、メモリクロックが11,016MHz(いずれもゲーミングモード)、メモリは352bit接続の11GB GDDR5X、PCとの接続インタフェースはPCI Express 3.0x16、補助電源コネクタは8ピン×2、出力インタフェースはHDMI×2、DisplayPort×2、DVI-D×1。