NVIDIA、リアルな物理現象で開発モデルを確認できるVR環境の試用申込開始

ドイツのNVIDIAは、限られた数の設計者および開発者を対象に、インテリジェントバーチャルリアリティープラットフォーム、NVIDIA Holodeckのアーリーアクセスの申し込み受付を開始したことを発表した。

NVIDIA Holodeckでは、同じ仮想空間内で世界各地のチームが同じモデルを一緒に検討することが可能

NVIDIA Holodeckは、設計者、開発者、および顧客が世界中のどこからでも、非常にリアルな物理シミュレーションVR環境で一緒に創作物を発見、構築、検討することを可能にするプラットフォーム。同プラットフォームによるリアルな没入型の体験は、創造力を高め、シーンまたはモデルのより迅速で正確な把握を可能にし、再検討プロセスを能率化し、物理プロトタイピングの必要性を減らすという。

同プラットフォームでは、高精細モデルの原寸大リアルタイムレンダリングをVRで確認できるため、設計者は複雑なモデルを簡素化する必要がなく、デザインに費やす時間が大幅に短縮されるという。また、現実に展開する前にさまざまな物理シミュレーション環境内で外観、雰囲気、音、挙動を把握することは、より安全で優れた製品を開発することにつながる。

さらに、同じ仮想空間内で世界各地のチームが同じモデルを一緒に検討することが可能なため、より良い製品を迅速に市場に投入できるという。そのほか、同プラットフォームでは、インテリジェントなマシンをHolodeckのリアルなシミュレーション環境に展開してトレーニングすることが可能で、仮想世界と現実世界の間でインテリジェンスを転送し、より安全に素早く、コスト効率よくマシンを展開できるとのことだ。

今回実施されるNVIDIA Holodeckアーリーアクセスは、限られた数の設計者、開発者、発明者がNVIDIA Holodeckの機能を試し、今後の開発を導くことができる初の機会で、申し込みの受付は同社Webページで行われている。なお、Holodeckの次回アップデートでは、仮想環境でのディープラーニング技術の展開に対する需要の高まりに対応し、AIベースのトレーニング、シミュレーション、コンテンツ作成、アイデア発見などの機能が搭載される予定となっている。

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