女優の真矢ミキが4日、都内のホテルで行われた東海テレビ・フジテレビ系主演ドラマ『さくらの親子丼』(7日スタート、毎週土曜23:40~)の制作発表会見に出席。高卒認定試験を受けるための塾の授業で「逆ギレしました」と明かした。
中学卒業後に宝塚音楽学校に入学した真矢は、今年9月に高卒認定試験に合格。現在、TBS系情報番組『ビビット』の司会を務めていることから、「とにかく何かを勉強したいし、視聴者の方のレベルくらいには行かないといけない。自分の抜け落ちてるところの勉強はちゃんとフォローしなくちゃと思って」という動機から、1つのゴールを設定するために、試験を受けたと説明した。
しかし、その道のりは「やっぱり過酷でありました」と言い、「私は、あんまり弱音を吐かないタイプなんですけど、弱音は2回くらい真剣に塾であふれました」と本音を吐露。
具体的に「授業を受けてるんですけど、自分が情けなくて『どうせ私は落ちるんですよ』なんて逆ギレするという意味の分からないことをして、本当にキャパシティを超えてしまったんですね」と明かし、「世界史と日本史は一緒に受けてはいけないらしいんですよ。その"混ぜるな危険"をやってしまったんですけど、そこに『マゼラン海峡』という文字が出てきた時に、もう本当にグッチャグチャになっちゃって…」と、混乱したことを振り返った。
『さくらの親子丼』は、真矢演じるシングルマザーの九十九さくらが、東京・大田区にある古本屋の奥で、行き場をなくした人々に無料で親子丼を振る舞うこと通じて、さまざまな人間模様を描いていくもの。真矢は、これまで演じてきた役で「自分の部屋みたいなものを見たことがない」と言うほど、私生活の見えないキャラクターが多く、今作はある種の新境地だ。
その上で、「"生み出す時"って、勉強もそうでしたけど、今すごく苦労してます。だけど、この一歩がすごく自分にとって大きいなという感触があります」と話し、「情報番組も受験勉強も全部つながっていて、やっぱり私の職は、人の人生をやらせていただくことで、数多くの人の生き方、生きざま、歴史を見ることなので、もっともっと深く勉強したいという思いになりました」と、努力家の一面を見せていた。