2016年9月開催「第1回ミス美しい20代コンテスト」で応募総数4万18通からグランプリに選ばれた是永瞳(22)が、10月スタートのテレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子』(毎週木曜21:00~21:54)第5シリーズで5代目秘書役に抜てきされ、女優デビューを飾ることが7日、明らかになった。主演は事務所の先輩でもある米倉涼子。歴代の秘書役は林丹丹、笛木優子、内藤理沙、田中道子とオスカープロモーション所属の後輩たちが代々演じてきた。
12歳から始めた空手は3段(糸東流)の腕前で、6月からは全日本空手道連盟公認「TOKYO2020 オリンピック空手スペシャルアンバサダー」を務めている是永。本作の舞台となる「東帝大学病院」に勤務する第一秘書・中谷恵子を演じ、劇中では色っぽい雰囲気を漂わせながら、「実は空手が得意」「蛭間院長と2人きりになると大分弁を話すこともある」など、是永自身と重なる人物設定も用意されている。
今回の抜てきを受け、是永は「今まで出演したいと憧れていたドクターXで女優デビューさせていただける幸せをかみしめています。出演が決まったときは、まさか自分が!という驚きとびっくりしすぎてリアクションがとれませんでした」と当時の興奮を伝える。「過去の4作品はすべて観ていましたが、9月中旬の撮影開始を思うとドキドキして夜も眠れないくらいです」と緊張も感じているようで、「今は台本をいただき秘書役の所作を学んで撮影に備えています」と役作りについても報告した。
また、「監督さんからは『今までの秘書役のイメージは捨てていいから』とおっしゃっていただき、どのように自分なりの秘書を演じられるか日々勉強中です」と気を引き締め、米倉からの言葉「女優デビューの作品でこれだけの共演者の方々に恵まれて、西田敏行さんとお芝居ができるなんてすごく幸せなことですので、頑張ってください」を胸に女優としての一歩を踏み出そうとしている。
そのほか、前回秘書役を演じた田中道子からは「西田敏行のアドリブ」についての事前情報も。「いきなりアドリブをされたら自分の素の部分が出てしまうと思います。西田さんのオーラに負けず地元の大分弁を出していきたいと思います(笑)」と心の準備をしつつ、「今回のチャンスを最大限にいかして、たくさんのことを吸収して、是永瞳をたくさんの方々に知っていただきたいです。精一杯がんばりますので、応援よろしくお願いいたします」と意気込んでいる。