俳優の東出昌大が5日、都内で行われた映画『関ヶ原』(8月26日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶に、岡田准一、原田眞人監督とともに登場した。
同作は司馬遼太郎の同名小説を実写化。戦国時代に終止符を打った"関ヶ原の戦い"で石田三成(岡田)はなぜ徳川家康(役所広司)に負けたのか、封印された真実をひもとく。三成と淡い恋を育む伊賀忍び・初芽を有村架純が演じ、原田眞人監督がメガホンをとった。2週連続で興行収入1位、動員96万7,000人、11億8,000円を記録している。
原田監督の”鬼”っぷりから、鬼ヒットと呼ばれた同作のヒットだが、岡田は東出に「せっかく記者の方が来てくれたのに、鬼ヒットくらいじゃ。なんか欲しいじゃないですか」と記事になるようなネタをおねだり。東出が「え~~! ないよ~~!! ないよ~~!!!」と叫ぶと、岡田は笑いを堪えきれない様子でニヤニヤと見守っていた。
また、自身も歴史好きな東出が「歴史好きの友達が何回も見てくれて、良かったと言ってくれるのは嬉しいし、自分も出演できて、この関ヶ原で良かったなと思います」と周囲の反響を真面目に語っていると、岡田は「”東出スマイル”してる?」と東出の顔を覗き込む。
岡田は「業界内で有名な”東出スマイル”。目は笑ってないけど口だけ笑うっていう、サイコパスな……」と紹介すると、東出はニヤリと笑って見せ、”東出スマイル”を再現。岡田が「すごい」と喜び、「さっきの車で(自分も)練習するという約束をしたので、いつかどっかでやりたいと思います」とひょうひょうと語ると、東出は「絶対やらないでしょ!」とつっこんでいた。
フォトセッション時も、カメラマンから「”東出スマイル”ください!」とリクエストを受けていた東出。「やばいよ~!」と絶叫しながらも、誠実に無茶ぶりに応えていた。