元・光GENJIの諸星和己が、21日に配信されたインターネットテレビ局・AbemaTVの番組『エゴサーチTV』(毎週金曜22:00~23:00)にゲスト出演し、ビートたけしと明石家さんまとの秘話を明かした。
1995年に光GENJIが解散、その後違う人生を歩むためにニューヨークに渡っていた諸星は、滞在中の2001年9月11日にアメリカ合衆国内で発生したアメリカ同時多発テロを経験。事件が起こった当時、日本のテレビ局がニューヨークの状況を伝える中継番組を作るにあたり、諸星に出演をオファーされたという。当時、テレビから遠ざかっていたため最初は断ったものの、「たけしさんが後押ししてくれたし、向こうのブロードウェイの人たちも応援してくれたし」と後押しを受けて出演を決意したと振り返った。
たけしについては、「うちによく来てストリップやっていたの。浅草のストリッパーに電話して3人くらい来ていた。それで俺はその照明係」と衝撃の過去を暴露。諸星は当時、悩んでいた時期だったそうで、ストリップはたけしさんなりの励ましだったと推測。「俺が業界を辞めるって言っていた時、毎日一緒にいてくれた。それで『ストリップは別に見たくてやっているわけじゃない。いいか、照明は正面から当てるとよく見えるだろ? でもよ、別の方向から当てると、どうだ、違って見えないか? それと同じなのよ』って。『お前の人生も、たまには後ろや別の角度から当ててみろ。違って見えるぞ』って」と、たけしから贈られた言葉を明かした。
さらに、「偶然、さんまさんと道端でばったり会った時『何しているんだお前! 早く帰ってこい!』って言われたから、『僕ブロードウェイ目指しています』って偉そうに言ったら『お前がブロードウェイ立ったら、俺が一生面倒見てやるで!』って」とさんまとの約束も告白。諸星は「さんまさんが一生面倒を見てくれるなんてそんな良いことない」と、現在はそのために仕事をしている話し、「約束として、ちゃんと文章書いてもらった」と、自身の本に書かれたさんまのサインを披露した。
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