カンテレ・フジテレビ系ドラマ『僕たちがやりました』(毎週火曜21:00~)が、きょう18日に15分拡大でスタート。主演の窪田正孝は「テンポが速く、絶叫マシンに乗っている感覚をイメージしながら撮影しています」と、"青春逃亡サスペンス"をアピールしている。
このドラマは、金城宗幸・荒木光の同名コミックが原作。向かいのヤンキー高校の不良たちに仲間をボコボコにされた窪田演じるトビオたちが、イタズラ心でちょっとした復しゅうを企てるが、起きるはずのない大爆発で、ヤンキー高校が火の海となる事態に。"爆破事件の容疑者"となって、逃亡劇を繰り広げていく。
第1話冒頭の逃亡シーンの撮影は、1つのシーンとしては異例の日数をかけたそうで、バテバテになるまで走らされたエピソードを、同級生役の伊佐美を演じる間宮祥太朗や、マル役の葉山奨之が、このほど行われた会見で披露。
しかし、爆破事件を担当する刑事役の三浦翔平が「(動物の被り物をしていたから)本人じゃないんでしょ?」とイジると、それを聞いたトビオたちの高校OB・パイセンを演じる今野浩喜は半泣きになりながら「何度、自分たちじゃなくていいと思ったか…!」と会場をわかせ、抜群のチームワークを見せていた。
カンテレの米田孝プロデューサーは「ハチャメチャな若者エンタテインメントに見えるが、(原作漫画を)読み進めていくと人間の業が見えてくる。ドラマは結果的に人間のどうしようもなさ、心の中をのぞいているみたい。一皮めくると見えてくる、人間の本質的な部分を、若者たちが演じることでむき出しになる」と紹介。派手さだけではない、人間の本質を問うヒューマンドラマの要素も兼ね備えていることを強調している。