Intelは6月21日(米国時間)、IOC(International Olympic Committee:国際オリンピック委員会)との長期的なテクノロジー・パートナーシップを締結したと発表した。

これにより、IntelはIOCのワールドワイド・スポンサーシップ・プログラムの「TOP(The Olympic Partner)」として、2024年までワールドワイドTOPを務めることとなる。具体的には、スポーツの未来のためにテクノロジーの導入を加速させていくとしており、2018年の韓国・平昌五輪にて、リアルタイムVR視聴を提供することを第一歩とするとしている。

また、五輪大会にてIntelの5Gプラットフォームが使われることとなり、今後10年にわたる通信の変革に向けた実証が行われる予定で、こちらも2018年からグローバル展開に向けた準備を進めていくとしている。

さらに、自社が展開するドローン技術を活用したライトショーによるショーアップや、360リプレイ・テクノロジーによるあらゆるアングルでの競技視聴の実現なども行っていくとしている。

なお、今回の契約に基づくIntelのグローバルの権利には2018年の平昌五輪、2020年の東京五輪、2022年の北京五輪、2024年の五輪(開催地未定)が含まれているという。

パートナーシップ締結を表明するIOCのトーマス・バッハ会長とIntelのブライアン・クルザニッチCEO(最高経営責任者) (C)Walden Kirsch/Intel Corporation