第157回芥川賞・直木賞の候補作が20日、発表された。選考会は7月19日17時から、東京・築地の料亭「新喜楽」で開催され、受賞作は同日のうちに発表される。
芥川賞候補になったのは、2回連続の候補となった古川真人氏の『四時過ぎの船』のほか、今村夏子氏『星の子』、温又柔氏『真ん中の子どもたち』、沼田真佑氏『影裏』の計4作品。
直木賞候補になったのは、岡田将生・木村文乃が共演する来年公開の映画『伊藤くん A to E』の原作者でもある柚木麻子氏の『BUTTER』のほか、木下正輝氏『敵の名は、宮本武蔵』、佐藤巌太郎氏『会津執権の栄誉』、佐藤正午氏『月の満ち欠け』、宮内悠介氏『後は野となれ大和撫子』の計5作品となっている。