Huaweiは5月23日(ドイツ時間)、ドイツのベルリンで新製品発表会「Huawei Global Product Launch」を開催し、12型ディスプレイを搭載した2in1タブレット「MateBook E」を発表した。ヨーロッパにおいて、2017年夏の発売を予定し、価格は999ユーロから。
従来モデルと同様に2,160×1,440ドットの12型ディスプレイを搭載したWindowsタブレット。160度まで角度調節が可能なヒンジを備えたキーボードカバーと組み合わせることで、ノートPCとしても利用できるが、接続部分のpogoピンを7ピンから3ピンに削減。従来モデルからドッキングモードを改善したという。また、引き続き2,048段階の筆圧感知に対応したペン「MatePen」(オプション)が利用できる。
CPUを第7世代のIntel Coreプロセッサに刷新。従来のCore mプロセッサに加えて、上位モデルではCore i5を搭載し、高いパフォーマンスを備える。
主な仕様は、CPUがIntel Core m3-7Y30/Core i5-7Y54、メモリが4GB/8GB、ストレージが128GB/256GB/512GB SSD、グラフィクスがIntel HD Grapphics 615(CPU内蔵)、ディスプレイが12型(2,160×1,440ドット)IPS液晶、OSがWindows 10 Home 64bit。また本体に指紋センサーを搭載する。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN(2x2 MIMO対応)、Bluetooth 4.1。バッテリーの容量は4,430mAh。本体サイズはW278.8×D194.1×H6.9㎜、重量は640g。キーボードカバーと組み合わせたときの重量は1,100g。本体カラーはTITANIUM GREYとChampagne。
2017年夏の発売を予定し、ヨーロッパ向けの価格はIntel Core m3-7Y30/4GBメモリ/128GB SSDで999ユーロ、Intel Core i5-7Y54/4GBメモリ/256GB SSDで1,199ユーロ、Intel Core i5-7Y54/8GBメモリ/256GB SSDで1,299ユーロ。
なお、HuaweiはMateBookシリーズのラインナップ拡充し、フラグシップとなる13型モバイルノートPC「MateBook X」と、15.6型ノート「MateBook D」の投入することも発表。PC市場へ本格参入する姿勢をみせた。