富士通、ミッドレンジの運用性を備えたエントリーモデルのストレージを発売

富士通は5月10日、ハイブリッドストレージシステム「FUJITSU Storage ETERNUS DX series(フジツウ ストレージエターナスディーエックスシリーズ、以下、ETERNUS DX series)」の「ETERNUS DX S4 series」として、「ETERNUS DX60 S4」「ETERNUS DX100 S4」「ETERNUS DX200 S4」の3機種を販売開始した。

「ETERNUS DX200 S4」の外観

「ETERNUS DX S4 series」の主な特徴として「基本機能の強化による性能向上」「ミッドレンジクラスに匹敵する高い運用性でTCOを削減」「幅広い用途において共通基盤として活用できる設計」の3点を挙げている。

基本機能の強化による性能向上に関しては、最大4倍のメモリ搭載や倍速のアクセスインタフェースなどハードウェアを刷新し、従来機種を上回る性能を実現しているという。同シリーズへの移行により、設計・管理・運用のライフサイクルにおいて、従来の利便性を損なうことなく、ユーザー業務のパフォーマンス向上とコスト削減を支援するとしている。

ミッドレンジクラスに匹敵する高い運用性でTCOを削減については、エントリーモデルながらもミッドレンジクラスの高い運用性を有するという。シンプロビジョニング機能や、自動QoS機能、VVOL(仮想マシン単位にストレージを管理できるVMware vSphereに搭載されたストレージ管理技術)機能などに対応しているため、ストレージに対する設計・構築・運用の各段階を簡素化でき、TCOの削減を可能としている。

また、データをHDDやSSDに書き込む前の重複排除処理や圧縮機能を標準でサポートすることにより、バックアップ用途に加え、運用系のプライマリデータに対しても、格納容量を最大75%削減可能にし、コスト削減効果を実現することができるという。

幅広い用途において共通基盤として活用できる設計については、これまでのETERNUS DX S3 seriesと同様に、SSDから従来型HDDまで全方位でサポート。厳しい性能を求められるデータベースなどのワークロードにはSSDを充当し、容量あたりのコストが重視されるワークロードにはHDDを充てるなど、ワークロードごとに適したリソース配分の設定が可能。

さらに、データアクセスの頻度が高いシステムでは、SSDやHDD上のデータを最適な格納先に再配置する「ストレージ自動階層制御機能」や、時間帯によるアクセスの偏りが顕著なシステムでは、アクセス閑散期にディスクへの電力供給を停止することができる「MAID(Massive Array of Idle Disks:アクセスのない時間帯にストレージ内HDDへの電源供給を停止し、省電力化を実現する技術)機能」など、幅広い用途において共通基盤として活用できるように設計しているという。

価格は、いずれも税別でETERNUS DX60 S4(システムメモリ:8GB、ドライブ数:2~24本、物理容量:最大240TB)が81万8000円~、ETERNUS DX100 S4(同:32GB、同:2~144本、同:最大2211TB)が206万5000円~、ETERNUS DX200 S4(同:64GB、同:2~264本、同:最大4055TB)が525万1000円~、出荷開始は5月31日を予定している。

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