日本法規情報はこのほど、「仕事に関する意識調査」の結果を発表した。調査期間は2016年11月24日~12月13日、有効回答は940人。

「仕事が楽しい」は55%

「仕事が楽しい」と思うか尋ねたところ、「楽しい」は55%、「楽しくない」は45%となり、半数以上が仕事に楽しさを感じていることがわかった。

仕事が楽しいと答えた理由を聞くと、「やりがいがあるから」が36%でトップ。次いで「人間関係が良好だから」が25%、「適切な労働時間だから」が16%、「自己の成長につながるから」が5%、「憧れの職業だから」「給料が良いから」が同率の3%、「社会的ステイタスがあるから」が2%となった。

同社は「給料やステイタスよりも、働きやすさや人間関係などに仕事の楽しさを見いだしている人が多い」と分析している。

仕事が楽しいと回答した理由

仕事を選ぶときに最も重要視したい項目は、「給料」が最も多く33%。以下、「やりがい」が18%、「適切な勤務時間」が15%、「良好な人間関係」が10%、「社会保障」が6%、「雇用の安定」が5%、「仕事内容」「正当な評価」が同率の4%、「勤務地」が1%と続き、仕事選びでは「金銭面を重視する方が多い」(同社)ことが浮き彫りになった。

「ブラック企業」と聞いてイメージするものは、「過剰な労働時間」が圧倒的に多く66%。次いで「残業代が支給されない」が18%、「パワハラ、セクハラが多い」が7%、「社員教育をしない」が3%、「昇給しない」が2%、「私生活への影響」が1%となった。