Webサイト「小説家になろう」で好評を博し、ヒーロー文庫(主婦の友社刊)より2015年2月に書籍化されたファンタジーノベル『異世界食堂』。昨年TVアニメ化が発表された本作の放送が2017年夏に決定した。
オフィス街に近い商店街の一角にある、創業50年の食堂「洋食のねこや」が物語の舞台。どこにでもありそうなこの洋食屋の猫のプレートがかかった扉は、週に一度"特別営業"の土曜日だけ「ある世界」とつながる。異世界の様々な場所に出現する扉を通してやってくる、生まれも文化も、種族すらもバラバラな「向こうの世界」の客たち。そんな彼らが分け隔てなく料理に舌鼓を打てる、不思議な空間がこの店の"魅力"となっている。この店で生まれる、異世界と現代、食堂に集う人々と店主、そして料理との一期一会を描く、温かい出会いの物語に注目したい。
アニメ化にあたり、監督は神保昌登氏が担当。神保監督がシリーズ構成も務める。キャラクターデザインは佐野隆雄氏と佐野恵一氏、アニメーション制作はSILVER LINK.が担当する。また、美しく幻想的なエルフの森の中に、この作品の"入り口"でもある"『ねこや』の扉"が描かれたティザービジュアルもあわせて公開されている。
TVアニメ『異世界食堂』は2017年夏の放送予定。各詳細はアニメ公式サイトにて。
(C)犬塚惇平・主婦の友社/「異世界食堂」製作委員会