国際政治学者の三浦瑠麗氏が、16日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)にゲスト出演。現役引退を発表した浅田真央の魅力について語った。
今月12日に会見を開き、引退に至るまでの経緯や今後についての思いを語った浅田。記者の「トリプルアクセルに声をかけるとしたら?」という珍質問にも丁寧に答え、最後のあいさつでは込み上げる涙を隠すように2度背を向けて笑顔で締めくくったことも話題になった。
番組では、浅田の軌跡と共に会見のVTRが流れた。三浦氏は、大島由香里アナウンサーと元フィギュアスケーター・小塚崇彦の結婚式で浅田と同席したことを明かし、その祝辞を「スケーターの人たちはまるで出演者のようにしゃべるんですけど、真央ちゃんだけは間を取ってみんなを待つんです。とつとつと普通にしゃべる」と振り返った。
「その時思ったのは、『浅田真央ちゃんはずっと人生、全部が同じなんだ』と思って。普通ちょっと変わったりするじゃないですか? ここの感じと楽屋の感じと、ちょっとみなさん違ったりとか。だけど浅田真央ちゃんにはそれがない」
さらに、三浦氏は会見でのやりとりに触れ、「記者がどう答えたらいいのか分からないような問いを次々と投げるのに対して。いつもそうじゃないですか? なんでも答えてくれる。連想ゲームみたいに、仮にそれが変な答えでも、とにかく答えようとする誠意」とその変わらない魅力を熱弁。「ちょっと頭が下がりますよね。本当に。すごいですよ」と絶賛していた。