台湾MSIは4月7日、175mmのショート基板やセミ外排気仕様のクーラーを採用したNVIDIA GeForce GTX 1070搭載カード「GeForce GTX 1070 AERO ITX 8G OC」、NVIDIA GeForce GTX 1060搭載カード「GeForce GTX 1060 AERO ITX 6G OC」および「GeForce GTX 1060 AERO ITX 3G OC」の国内販売を発表した。いずれも4月8日に発売する。

店頭予想価格は「GeForce GTX 1070 AERO ITX 8G OC」が税別52,800円、「GeForce GTX 1060 AERO ITX 6G OC」が税別32,800円、「GeForce GTX 1060 AERO ITX 3G OC」が税別26,480円。

ケースフロントから一定のエアフローを与えることで、GPUの熱をブラケットから外に排出するセミ外排気機構のクーラーを搭載したグラフィックスカード。従来型のファンブレードと分散型ファンブレードを組み合わせた独自の「トルクスファン」や8mm径のヒートパイプを備える。GPUの温度が50度以下でファンの動作を停止させる「Zero Frozr」をサポートする。

また、175mmのショート基板で、Mini-ITXベースの省スペースPCやホームシアターPCへの取り付けに好適という。

「GeForce GTX 1070 AERO ITX 8G OC」の主な仕様は、ベースクロックが1,531MHz、ブーストクロックが1,721MHz、メモリが256bit接続のGDDR5 8GB、メモリスピードは8,008MHz、TDPは150W、補助電源ピンが8ピン×1。出力インタフェースは、HDMI 2.0b×2、DisplayPort 1.4×2、DL-DVI-D×1。本体サイズはW175×D129×H37mm、重量は580g。

「GeForce GTX 1060 AERO ITX 6G OC」の主な仕様は、ベースクロックが1,544MHz、ブーストクロックが1,759MHz、メモリが192bit接続のGDDR5 6GB、メモリスピードは8,008MHz、TDPは120W、補助電源ピンが6ピン×1。出力インタフェースは、HDMI 2.0b×2、DisplayPort 1.4×2、DL-DVI-D×1。本体サイズはW175×D115×H38mm、重量は472g。

「GeForce GTX 1060 AERO ITX 3G OC」は、上記「GeForce GTX 1060 AERO ITX 6G OC」の仕様からグラフィックスメモリが3GBとなる。