「第13回全日本国民的美少女コンテスト」グラビア部門賞を受賞した、アイドルグループ・X21のメンバーでタレントの籠谷さくら(こもりや・さくら=17)が、2日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)の現役高校生枠で初出演。お笑い芸人の小籔千豊(43)から絶賛される活躍ぶりを見せた。

籠谷さくら

1999年8月22日生まれの兵庫県出身。番組冒頭、司会の東野幸治(49)が、2012年の「第13回全日本国民的美少女コンテスト」でグラビア部門賞を受賞してデビューした経歴を説明すると、松本は「どういうことですか?」「国民的美少女ではなかったんですね」と早速イジる。これに籠谷は「ちょっと待ってください! 10万人の中で21人のファイナリストが選ばれて。そこでもう美少女なんですよ」と断言してスタジオ爆笑。「社長が言ってたんですけど、21人はグランプリでもおかしくないと言われるほどだったので、私も一応、グランプリ兼グラビア」と続け、これには小籔もすかさず「すいません。美少女はそこまでしゃべらへんと思う」とツッコミを入れた。

新横綱・稀勢の里が逆転優勝したニュースでは、空手の黒帯であることを伝え、手にはヌンチャク。「やってもいいですか?」とスタジオセットの狭いバーカウンター内で回して前園真聖を仰け反らせる。松本から「前に出て来る価値があるんやったら、出て来てええよ」と勧められるも、「前に出たらシケる(しらける)と聞いてたので」とためらいつつ、カウンターの外へと移動して披露。「はっ!」と決めポーズで締めたが、松本は「あのー。シケってたね」と苦笑い。スタジオが再び笑いに包まれた。

高木ブーの運転免許返納の話題では、「ひいおばあちゃんが100歳に近くなるくらい。すごく元気なんですけど、90代ぐらいまでずっと隠れて自転車に乗ってて。周りの人にも迷惑掛かるし、やめとけと言いました」と報告。肩にヌンチャクをかけて話していたことから、松本が「(映像の)つながりもあるので、ヌンチャク取っといてくれる?」と指示すると、素直に応じながらも「カットされるんですか?」と不満を漏らし、「でも高木ブーさんがやっぱりドリフみたいにさ」と突然タメ口に。「コントみたいな事故を起こしてもらいたくないと思いました」と語った。

その後、SNSで度々見かける"間接的に自慢する写真"の話題に。松本がツイッターに投稿した上半身裸のマッチョ写真が番組内でさらされると、籠谷は「筋肉フェチなんですよ。プロレスが好きなので」「お父さんから『松ちゃんの筋肉を触ってこい』と言われて来たので胸筋触りたくて。今日とは言わないですけど、いつか触りに行きたい」と熱烈アプローチ。松本の「別に今日でもええねんけど」に、「いいんですか? キャー!」と感激をあらわにし、松本から「違うやん。テーマがズレてきてるから、後にしようか」「ここは俺を悪く言わんといかんくだりや」と優しく注意されても満面の笑みを見せる。

一連の活躍ぶりに、小籔は「すごい根性してますよね」と拍手。「新喜劇に入ってほしい。1年半ぐらいは死ぬほど怒られると思うけど、その後すごい大物になりそうな感じがありますよね」と将来性を感じた様子で、大器の片鱗を「前に出る能力がすごすぎるわ、ホンマ」「重戦車のように出てくる」と表現していた。