本田技研工業(ホンダ)は2月28日、原付50ccの人気レジャーモデル「モンキー」の発売50周年を記念し、1967年に発売された初代モデル「モンキーZ50M」のカラーリングイメージを踏襲したほか、記念モデルにふさわしい専用の立体エンブレムやメインキーを採用した「モンキー・50周年アニバーサリー」を発売した。

ホンダ「モンキー・50周年アニバーサリー」

今回発売された記念モデルは、初代モデル「モンキーZ50M」のカラーリングイメージを踏襲。燃料タンク側面やサイドカバーは主体色の「パールサンビームホワイト」、フロントやリアのフェンダーは「シャスタホワイト」、フレーム・フロントフォーク・スイングアーム・ヘッドライトケース、そして燃料タンク上面のストライプは「マグナレッド」を採用し、シートは初代モデルを模したチェック柄となっている。

発売50周年を記念して、燃料タンク側面に復刻デザインのウイングマークバッジ、上面には記念ステッカーを配した。サイドカバーに50周年記念エンブレム、シート後部に50周年記念ロゴ、メインキーに50周年記念マークを施すことで、特別感にあふれ所有感を満たすモデルとした。「モンキー・50周年アニバーサリー」の価格は35万2,080円(税込)。

「モンキー」は1961年、東京都日野市にオープンした遊園地「多摩テック」の乗り物として製作され、好評を博した「モンキーZ100」に端を発し、やがて海外の各種ショーで展示されるなど、世界各地で注目を集めた。その後、1967年に初代モデルとして公道走行可能な「モンキーZ50M」が国内発売され、現在でも幅広いユーザーに好評を得ているロングセラーモデルとなっている。