"ひとり芸"のナンバーワンを決める『R-1ぐらんぷり2017』の決勝進出者会見が20日、東京・東銀座の関西テレビ東京支社で行われ、3年連続のファイナリストとなったゆりやんレトリィバァが、感極まってマジ泣きしてしまった。
最初の意気込みのあいさつで、ゆりやんは「ずっと『R-1ぐらんぷり』のことばっかり考えていて、3年目なんですけど…」と言いかけたところで急に止まってしまい、「本当に涙が出てきた」と泣き顔に。その姿を撮ろうと大量のフラッシュが報道陣から浴びせられたが、隣にいたアキラ100%が、ネタ道具のお盆でゆりやんの顔を覆ってあげるという優しさを見せた。
しかし、アキラ100%のネタは、全裸になっていかにお盆で局部を隠すかという内容。その小道具で顔を隠されたゆりやんは「局部と同じ扱いしないで」と、冷静にツッコミを入れていた。
この会見では、ネタ順の抽選が行われ、1番目に順番を選ぶ権利を得たレイザーラモンRGは、トランプ大統領のマネをしながら「アメリカファースト!」と叫び、まさかのトップバッターを選択。「俺がめちゃくちゃ温めるから、良い大会にしようUSA!」と男気を見せた。
2番目以降は、横澤夏子、三浦マイルド(以上Aブロック)、ゆりやんレトリィバァ、石出奈々子、ルシファー吉岡(以上Bブロック)、ブルゾンちえみ、マツモトクラブ、アキラ100%(以上Cブロック)という順番に決まった。
15回目となる今回は、過去最多となる3,792人がエントリー。決勝は、この9人に、決勝当日14時半から行われる「復活ステージ」(ニコニコ生放送で配信)で選ばれた3人を加えた計12人で、3ブロックに別れて実施。A・B・Cブロックそれぞれを勝ち抜いた3人がファイナルステージに進み、優勝者を決める。
決勝戦は28日(19:00~20:54)に、関西テレビ・フジテレビ系列で生放送。MCは、雨上がり決死隊と加藤綾子。審査員は、桂文枝、関根勤、清水ミチコ、ヒロミ、板尾創路の5人で、優勝賞金500万円と、副賞の全国ネット冠番組をかけて、バトルが繰り広げられる。