不動産・住宅情報サイト「HOME'S」を運営するネクストはこのほど、「HOME'S住みたい街ランキング」の第一弾として、首都圏の「買って住みたい街」「借りて住みたい街」ランキングを発表した。

同調査は2016年1月1日~12月31日、HOME'Sユーザーを対象に実施。首都圏(東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県)、近畿圏(大阪府/兵庫県/京都府)、中部圏(愛知県/岐阜県/三重県)の各エリアごとにランキング結果をまとめた。集計方法は、「HOME'S」に掲載された賃貸物件/購入物件のうち、問合せの多かった駅名をそれぞれ集計。分析は、HOME'S総研が行った。

「買って住みたい街」「借りて住みたい街」のランキングが発表された。

「買って住みたい街」と「借りて住みたい街」は、「HOME'S」で住まいを探すユーザーの検索・問合せ数をベースに算出した"実際に探されている街/駅"のランキング結果となる。買って住みたい街は分譲マンション、分譲一戸建て、中古マンション、中古一戸建てを探している街から、借りて住みたい街は賃貸物件を探している街から算出した順位となっている。

「買って住みたい街」は「船橋」、「借りて住みたい街」は「池袋」が1位に

首都圏の「買って住みたい街」ランキングでは、「船橋」が1位を獲得。ここ3年で初めて東京都以外の駅がトップとなった。近年、都内を中心に物件価格が上昇したため、都内へのダイレクトアクセスが可能で、交通利便性が確保された近郊エリアの順位が上昇したものと考えられるという。

「借りて住みたい街」ランキングでは、「恵比寿」「吉祥寺」などの人気駅を抑えて「池袋」が1位となった。また、2位の「三軒茶屋」を始め、5位「中野」、6位「高円寺」、7位「恵比寿」など都心南西部(城南・城西エリア)に位置する駅が数多くランキング上位に登場した。

同社では、2月下旬には「猫が多そうな街ランキング」「すっぴんで歩けそうな街ランキング」「働きながら子育てするのに良さそうな街ランキング」など、街に関するさまざまな調査結果を発表する予定としてる。