俳優の中村蒼が1日、都内のホテルで行われた東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『真昼の悪魔』(4日スタート、毎週土曜23:40~)の制作発表会見で、結婚後初めて公の場に登場。「パワーみたいなものは増していると思います」と心境を語った。
このドラマは、1980年に発表された遠藤周作の同名医療ミステリーを、東海テレビのドラマ『火の粉』(16年)のスタッフが再集結して初めて映像化するもの。
主演の田中麗奈が、社交的で明るく、患者にも良い評判の裏で、衝動的に悪のスイッチが入るという女性医師・大河内葉子役を演じ、中村は、そんな葉子の存在が不可解だといち早く気づく小説家志望の青年・難波聖人役となっている。
1月21日に一般女性と入籍した中村は、結婚による心境の変化を聞かれるも、「ないですね(笑)。ただただ目の前の役に取り組むことを変わらずやってるという感じです」と照れ笑い。それでも、「きっとパワーみたいなものは増していると思います」と後押しになっていることを語りながら、「変わらずにこれからもやっていけたら」と、気を引き締めていた。
この日は、田中と、葉子が懺悔に訪れる教会の神父役を演じる伊武雅刀も同席し、それぞれが白衣と祭服という役衣装で登壇。そんな中、入院患者役の中村はほとんどパジャマ姿で撮影しているが、さすがにその衣装で会見に出席するわけにはいかなかったようで、第1話で搬送されたときの衣装で現れた。中村は「ずっとパジャマなので、とても楽なんです」と話し、会場を笑わせていた。