お笑い芸人の星田英利(旧芸名ほっしゃん。)が22日、フジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)に生出演。今月6日に起こした引退騒動の真相を語った。

星田英利

星田は、突然の引退発表について「ずっと考えていた。相談しないでゲリラ的に退路を断たないと辞められないかなという思いで」と明かし、「夏くらいからいろいろ考えていて、いろんなことの複合で」と説明。MCの坂上忍から、引退発表から16時間で撤回したことについて「子供じゃないんだからというのが正直な印象」と言われると、「そこは反論しようがない」と受け止め、「性格的に友達もあんまりいない。自分で全部決めて、奥さんにも相談せず、自分で突っ走ってしまった」と振り返った。

引退後のビジョンがあったのか聞かれると「漠然とはあった」と言うも、「突っ走ってしまった」と反省。「そんなに注目されていると思ってなかった。軽はずみでした。普通にやめますっていう報告をしたつもりでした」とここまでの騒動になるとは思っていなかったと語った。また、「後輩にも余計な心配をかけて先輩として情けない。先輩にも迷惑かけて、本当に一種の不祥事やと思っています」「芸能人としてダメだと思います」と反省の言葉を重ねた。

引退しようと思った理由については、「自分の実力だったり家庭のことだったり、いろんなことが合わさって、どこかで自信がなくなった。この世界にこんな感じでおったら失礼というのがあった」と打ち明け、「昔もっとできてたのになと。衰えといえば衰えで、そういうところを考え出したら自分が大嫌いになってきて、そんなやつがお客さまの前に出て、テレビに出てというのが失礼だなと思ってきて」と説明。「それも要因の一つで、ほかにもいっぱいある。年齢的に45歳だったら、もっと自由なことがしたいなとか思った」と加えた。

星田は6日朝、インスタグラムで引退を示唆するコメントを投稿。その後、この投稿を削除し、夜になって「心配かけてすみません。いろいろ考えましたが、続けさせてもらおうと思います。ひたむきに頑張ります」と引退を撤回した。