第156回芥川賞・直木賞の候補作が20日、発表された。選考会は来年1月19日17時から、東京・築地の料亭「新喜楽」で開催され、受賞作は同日のうちに発表される。
芥川賞候補になったのは、今回が4回目のノミネートとなる山下澄人氏の『しんせかい』のほか、加藤秀行氏『キャピタル』、岸政彦氏『ビニール傘』、古川真人氏『縫わんばならん』、宮内悠介氏『カブールの園』の計5作品。
直木賞候補になったのは、V6の岡田准一主演で映画化された『天地明察』などで知られる冲方丁氏の『十二人の死にたい子どもたち』のほか、恩田陸氏『蜜蜂と遠雷』、垣根涼介氏『室町無頼』、須賀しのぶ氏『また、桜の国で』、森見登美彦氏『夜行』の計5作品となっている。