インテル セキュリティ(マカフィー)は8日、"最もハッキングされやすいギフト"に関する調査を実施。「最もハッキングされやすいギフト一覧」を発表した。調査体調は欧州を中心とした世界10カ国で日常的にインターネット対応デバイスを使用している一般消費者9,800人。

調査によると、最もハッキングのリスクが高いホリデーギフトは、1位がノートPC・デスクトップPC、2位がスマートフォン・タブレット、3位が映像/音楽プレーヤー・動画ストリーミング用スティックデバイス、4位がスマート ホーム関連機器とアプリ、5位がドローンという結果となった。

PCやモバイル機器は狙われやすいデバイスの最たるものだが、3位、4位、5位にはIoT機器がランクインしている。

インドの調査会社Markets and Marketsによると、2020年までに無人ドローン市場は200億米ドル以上に拡大すると予想されている。インテル セキュリティでは、適切なセキュリティ対策を施さないと、GPS信号を中断されたり、スマートフォンアプリからドローンを乗っ取られる恐れがあるという。

インテル セキュリティは有効なセキュリティ対策として、デジタルデバイスにはセキュリティ対策を施すこと、公共のWi-Fiを利用する際は安全なものを使うこと、OSやアプリなどソフトウェアを最新の状態に保つこと、他要素認証の導入など強度の高いパスワードを使うことなどを推奨している。