レノボ・ジャパンは6日、ThinkPad向けの周辺機器「ThinkPad Stack モバイルプロジェクター」を発表した。同日から順次販売開始し、価格は税別79,000円。

ThinkPad Stack モバイルプロジェクター

ThinkPad向けの周辺機器を、重箱のように積み重ねられる「ThinkPad Stack」シリーズの1モジュール。2016年1月に開催されたThinkPadシリーズの新製品発表会で参考展示されていた。バッテリやスピーカー、ストレージといった他の「ThinkPad Stack」シリーズのモジュールと組み合わせることで、機能拡張が行える。

本体にはAndroid 6.0を搭載し、内蔵バッテリで約70分の利用が可能。ACアダプタ接続時の輝度は150ルーメンだが、内蔵バッテリやThinkPad Stackのモジュール「ThinkPad Stack 10000mAh パワーバンク」と組み合わせた場合は100ルーメンとなる。解像度は1280×720pで、1080p、2K・4Kの投影もサポート。

本体背面

推奨視聴距離は0.2m~0.5m。最小/最大投影サイズは、0.2mの距離で最小5.5インチ、4.5mの距離で最大120インチ。台形補正機能も備える。

主な仕様は、CPUがIntel Atom x5-Z8550(1.44GHz)、バッテリ容量が4500mAh、スピーカーが1Wなど。インタフェースはUSB 2.0×1、HDMI×1、オーディオコンボジャック、セキュリティーケーブルロック。

通信機能は、Bluetooth 4.0、2.4GHz/5GHz対応Wi-Fi。本体サイズはW136×D76×H32mm、重量は約361g。なお、Miracast/WiDi/Chromecastによる無線接続には非対応。

「ThinkPad Stack Bluetooth スピーカー」や「ThinkPad Stack ワイヤレス ルーター/1TB ハードドライブキット」など、ThinkPad Stackモジュール同士で積み重ねられる

「ThinkPad Stack 10000mAh パワーバンク」と組み合わせると約220分の連続使用が可能