データニュース社は29日、同社が運営する視聴状況調査「テレビウォッチャー」による、10月スタートの秋の連続ドラマの満足度について、中間レポートを発表。今月14日週の放送分で、新垣結衣主演のTBS系『逃げるは恥だが役に立つ』(毎週火曜22:00~22:54)が満足度トップだった。

秋ドラマ直近回(11月14日週)満足度ランクング

データニュース社「テレビウォッチャー」調べ。対象作品は、地上波の20時~22時台に放送される民放の連続ドラマ。満足度の赤字は初回比で上昇、青字は下降。視聴率は11月14日放送分の数値で、ビデオリサーチ調べ・関東地区

テレビウォッチャーは、関東1都6県3,000人を対象に実施しているもので、満足度は5点満点で評価。全体の数値傾向から、3.7以上を高満足度と位置づけているが、『逃げ恥』は11月15日放送の第6話で、それを大きく上回る4.43を記録した。

『逃げるは恥だが役に立つ』に出演する星野源(左)と新垣結衣

初回も3.74と高い数値だったが、2話で4.16に急上昇。その後も高い満足度をキープし、昨年の最高値だった『下町ロケット』(TBS系)の4.37を超えて、今年の最高を更新した。同調査の2012年4月以降の民放プライム帯ドラマの最高値は、こちらもTBS系『半沢直樹』の4.48(2013年7月クール、第5・8話)で、今後これを超えることも期待される。

2位には、石原さとみ主演の日本テレビ系『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(毎週水曜22:00~23:00)が、4.03でランクイン。自由記述の感想では、「石原さんの高いテンションとテンポの良さ、編集力の高さで楽しく一気に見られて面白い」(59歳男性)といった声が寄せられている。

3位には、吉田羊主演の関西テレビ・フジテレビ系『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(毎週火曜21:00~21:54)の4.00。テレビ朝日系の人気シリーズ『ドクターX』と比較されるなどし、初回満足度は3.63と高くはなかったが、回を追うごとに上昇。「病気の原因究明が緻密」(69歳女性)など、推理を楽しむ医療ドラマとして楽しむ視聴者を満足させているようだ。

なお、ビデオリサーチが発表した10月のタイムシフト視聴率は、全番組の1位が『逃げ恥』(10月25日放送、13.7%)で、2位は『地味スゴ』(10月26日放送、10.8%)。満足度の高い作品が、録画での視聴も多い傾向となっている。

●「テレビウォッチャー」調査概要
・対象局:地上波(NHK総合、NHK Eテレ、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)、BS(NHK BS1、NHK BSプレミアム、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSジャパン、BSフジ、Dlife)
・サンプル数:地上波(関東1都6県)男性1,500+女性1,500=計3,000、BS(全国47都道府県)男性1,500+女性1,500=計3,000
・サンプル年齢構成:「20~34歳」「35~49歳」「50~79歳」各年代男女各500サンプル
・調査方法:毎日モニターにテレビ視聴に関するアンケートを配信し、データを回収するウェブ調査
・調査内容:接触数(4段階)、録画数、視聴満足度(5段階)、番組の感想(自由記述)