2017年3月18日(土)より全国ロードショーとなる『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』。神山健治監督の最新作として注目を集める本作より、主人公・森川ココネ(cv. 高畑充希)が歌う主題歌が完成し、予告映像が公開された。
映画の主題歌は、1967年に発表されたモンキーズのオリジナルを、日本の伝説的ロックスター、故・忌野清志郎さんによく似たZERRY率いるタイマーズがカバーした名曲「デイ・ドリーム・ビリーバー」。「夢」と「去った人への想い」を歌ったこの曲は、映画のテーマとも共鳴する。
そして今回、主題歌を歌うのは映画の主人公・森川ココネ(cv. 高畑充希)。"映画のエンディングで流れる主題歌もストーリーの一部"と考える神山監督は、まるで映画のストーリーをなぞらえて、主人公の気持ちを代弁するような歌だからこそ、「デイ・ドリーム・ビリーバー」は主人公に歌ってほしいと高畑充希に熱烈オファー。高畑充希が、自身の名義ではなく森川ココネとして歌うことになったという。
新たに公開された予告編映像では、ココネと満島真之介が演じる幼なじみの大学生・モリオとのやりとりなど、ごく普通の日常が映し出される前半から一変、江口洋介が演じる父親・モモタローが突然警察に逮捕され、東京に連行されてしまう。海中から突如姿を現した異形の怪物、謎のタブレット、ココネのもとに現れる訪問者……次々と起こる現実世界の出来事が、何度も見ていた夢とつながっていることに気づくココネ。すべてを知るため、そして父親を助けるために、眠るココネ。さらに、予告編の最後に何かを発見して驚き、彼女が流す涙の意味とは? さらに本映像では、主人公・森川ココネ(cv. 高畑充希)が歌う主題歌「デイ・ドリーム・ビリーバー」も使用されており、その歌声をチェックすることができる。
映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』本予告【HD】2017年3月18日公開
■神山健治監督のコメント
高畑さんは歌い手としても優れていることは分かっていましたが、「デイ・ドリーム・ビリーバー」を最初に聞いた時、思わずニヤニヤしてしまうくらい嬉しかったです。音楽としても素晴らしい。この楽曲は高畑さんでなければ意味がありません。"高畑さんが演じる森川ココネ"に歌ってもらうことで作品が完成すると言っても良いくらいです。主題歌を引き受けて頂き、非常に嬉しく思います。
■高畑充希のコメント
自分が声優をつとめた作品で、主題歌も担当するのは初めての挑戦です。しかも凄く好きな曲を。やはり私の中では清志郎さんの素敵なイメージが未だに鮮やかで、カバーするには勇気が必要だと思いましたし、私で大丈夫かなという不安な気持ちはありました。ですが、役がそのまま唄うようにエンドロールに入っていきたいと監督がおっしゃったので、それだったら面白いのではないかと思い、チャレンジさせていただく事になりました。清志郎さんとはまた違った、ココネからの目線で楽曲を見られたらいいなと思い、この最高にカッコイイ曲を全力で楽しむことに集中しました。ココネから見えた「デイ・ドリーム・ビリーバー」も、よろしくお願いします。
神山健治監督作品『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』は、2017年3月18日(土)より全国ロードショー。各詳細は公式サイトにて。
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