デジタル環境の絵描きさん必見! ワコムの液晶タブ新旧モデルをチェック

ワコムは、クリエイター向けの新型液晶モバイルペンタブレットシリーズとして「Wacom MobileStudio Pro」(以下、MobileStudio Pro)2モデルを10月6日に発表した。発売は11月下旬を予定している。

現行モデルとなる「Cintiq Companion 2」(2015年2月発売)からどういった進化を遂げているのか、現段階でわかっているスペック上での違いをまとめてみた。

「Wacom MobileStudio Pro」は13インチ、16インチの2モデルがある

現行のCintiq Companion 2は13インチ1モデル

製品 Cintiq Companion 2 Wacom MobileStudio Pro 13 Wacom MobileStudio Pro 16
表示サイズ 13.3型 13.3型 15.6型
解像度 2,560×1,440ドット 2,560×1,440ドット 3,840×2,160ドット
筆圧レベル 2,048 8,192 8,192
傾き検出角度 40度 60度 60度
視野角 水平170度/垂直170度 水平178度/垂直178度 水平178度/垂直178度
コントラスト比 720:1 800:1 1,000:1
最大輝度 150cd/平方メートル 150cd/平方メートル 150cd/平方メートル
色域 Adobe RGBカバー率75% Adobe RGBカバー率96% Adobe RGBカバー率94%
CPU Intel Core i3-4005U(1.7GHz)
Intel Core i5-5257U(2.7GHz)
Intel Core i7-5557U(3.1GHz)
Intel Core i5-6267U(2.9GHz)
Intel Core i7-6567U(3.3GHz)
Intel Core i5-6267U (2.9GHz)
Intel Core i7-6567U (3.3GHz)
GPU Intel HD Graphics 4400
Intel HD Graphics 6100
Intel Iris Graphics 550 NVIDIA Quadro M600M
NVIDIA Quadro M1000M
ストレージ 64GB SSD
128GB SSD
256GB SSD
512GB SSD
64GB SSD
128GB SSD
256GB SSD
512GB SSD
256GB SSD
512GB SSD
メモリ 4GB
8GB
16GB
4GB
8GB
16GB
8GB
16GB
モバイルモードOS Windows 8.1
Windows 8.1 Pro
Windows 10 Home
Windows 10 Pro
Windows 10 Pro
デスクトップモード対応OS Windows 7以降、OS X 10.8以降 Windows 7以降、OS X 10.10以降 Windows 7以降、OS X 10.10以降
読み取り方式 電磁誘導方式 電磁誘導方式 電磁誘導方式
応答速度 25ms 25ms 25ms
無線LAN IEEE802.11 b/g/n IEEE802.11ac IEEE802.11ac
Bluetooth Bluetooth 4.0 Bluetooth 4.1 Bluetooth 4.1
スピーカー 1.5W×2 1.7W×2 2W×2
入力信号 HDMI USB Type-C/miniDisplayPort USB Type-C/miniDisplayPort
SDカードスロット SDHCカード、microSDカード SDXCカード SDXCカード
連続駆動時間 最大4.5時間 最大6時間 最大5時間
本体 W374.1×D247.7×17.0mm W366.6×D228.8×H16.4mm W417.95×D261.6×19.2mm
重量 約1.7kg 1.42kg 2.2kg

新モデルは両機種とも筆圧感知レベルが8,192までアップしており、より繊細な描画が行なえるようになっている。また、コントラスト比やAdobe RGBカバー率も向上しており、さらに正確な色を把握することが可能となった。傾き検出角度も60度まで対応し、手の動きに応じた描画が期待できる。

操作の快適さの部分における性能面では、CPUがHaswellやBroadwell世代であった旧モデルから、Intelの最新世代であるSkylake世代へと一新。解像度の高い"上位版"でもあるMobileStudio Pro 16は、まだ公式サイトではCPUの型番が発表されてはいないものの、ワコムに確認したところ13インチ版と同じCPUが搭載されるという(上記の表を参照いただきたい)。

加えて、GPUも強化されており、MobileStudio Pro 13は内蔵グラフィックスながら既存のIntel HD Graphicsシリーズよりも格段に描画能力が向上しているとされるIntel Iris Graphics 550を採用。さらにMobileStudio Pro 16では、NVIDIAのQuadroシリーズを搭載し、これまでとは一線を画するレベルの描画能力を発揮してくれそうだ。ただ、新モデルは無線LANがIEEE802.11 ac対応になったことには注意しておきたい(11b/g/nも対応)。購入前に自宅のWi-Fi環境を確認したほうがいいだろう。

総合的に、13.3型のモデルは順当にスペックアップ&軽量化し、15.6型のハイスペックモデルが追加されたという形になっていることがわかる。しかも15.6型では3,840×2,160ドットの4K解像度に対応しており、しかもそれを快適に扱えるだけのスペックを備えていると言える。デジタル環境で絵を描く人にとっては非常に魅力的なアイテムとなりそうだ。

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