2016年10月より放送開始となるTVアニメ『ろんぐらいだぁす!』。その先行試写会~チーム・フォルトゥーナ結成式~が、放送を控えた10月1日(土)、立川シネシティにて、【前輪】・【後輪】の2回公演で行われた。
この日登壇したのは、倉田亜美役の東山奈央、新垣葵役の五十嵐裕美、西條雛子役の大久保瑠美、一之瀬弥生役の黒澤ゆりか。五十嵐は、急遽参加できることになったということで、ファンには嬉しいサプライズ参加となった。
1話上映前のトークでは、もともとドラマCDを2年前からやってきていたこともあって、アニメで動くということでまず感動だったと喜びを語る。また自転車の音がすごくリアルなところやショップの自転車の価格にも注目してみてほしい! と言い残し、上映会がスタートする。
主人公の亜美が体験することは、ほぼ原作者・三宅大志氏の体験談ということで、ロードバイクの価格に驚いたり、サイクリングでのあるあるも描かれていて、自転車乗りにも楽しめるところがたっぷり。また、キャラクターたちの感情描写も丁寧に描かれており、3DCGによる自転車の細部の描写もリアルで、スタッフの自転車愛溢れる映像に仕上がっていた。
上映が終わると4人が再び登場し、興奮気味に1話の感想を語りだす。先程のショップシーンのくだりは、さり気なくすごく高い自転車があるのに誰も触れないことに、4人で見たときに突っ込んだとのこと。そこからは、それぞれが演じているキャラクターのことなどを話していく。それぞれが思い入れが深いだけに、話がどんどん膨らんでいっていた。
そして、『ろんぐらいだぁす!』の魅力をさらに掘り下げるべく質問に答えるコーナーでは、「アフレコ現場の雰囲気をひと言で言うと?」という質問に、それぞれ「安定感」(東山)、「癒やし」(五十嵐)、「大人の集会」(大久保)、「ガールズトーク」(黒澤)と答え、ドラマCDからずっとやっているので、キャピキャピ感があるというよりも、マッサージ店のおすすめの話をよくしているなどと語り、また、ペットボトルで飲み物を飲むシーンは、実際に飲む音をアフレコで入れてるという裏話まで飛び出した。
だが、話が盛り上がりすぎて質問は1問で終了。続いてはOPテーマを歌うRayが登場し、「♡Km/h」(ハートキロメートルパーアワー)をフルコーラスで初披露し、会場をたっぷり盛り上げた。さらに「♡Km/h」のMVも少しだけ公開。バイトに奮闘するRayが描かれたMVになっているのでこちらも注目しておきたい。
エンディングは登壇者全員からの挨拶。最後は「ロケでロードバイクに乗る機会があって、その体験をアニメで活かそうと思っていたので、それが実現できてとっても嬉しいです。自転車が好きで、普段アニメを見てないけど楽しみにしているという方もいて、そういう輪が広がる楽しみもあるし、自転車を知らない人も、この作品で女の子たちがいろんな景色を見せてくれると思いますので、最後までお見逃しないように! 放送を楽しみにしていてください」という東山の言葉で締めくくられた。
TVアニメ『ろんぐらいだぁす!』は、2016年10月8日(土)より、TOKYO MX、サンテレビ、KBS京都、BS11、AT-Xにて放送開始予定。各詳細はアニメ公式サイトにて。
(C)三宅大志・一迅社/ろんぐらいだぁす!製作委員会