オリンパスは9月20日、マイクロフォーサーズ規格のマクロレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro」を発表した。11月下旬の発売を予定しており、希望小売価格は税別37,500円。

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroは、最大撮影倍率2.5倍 (35mm判換算) での撮影が可能なマクロレンズ。焦点距離は30mm (35mm判換算60mm相当) で、レンズ先端から14mmまで被写体に近づける。

レンズ構成は6群7枚で、DSAレンズ1枚、EDAレンズ1枚、非球面レンズ1枚、非球面レンズ2枚を含む。MSC(Movie & Still Compatible)機構により、静止画 / 動画を含めた撮影時のオートフォーカスを静音化。フォーカスレンズ群を軽くしたことで、AFも高速化している。

主な仕様は、最大絞りがF3.5、最小絞りがF22、絞り羽枚数が7枚(円形絞り)、画角が40度、最短撮影距離が0.095m、最近接撮影範囲が13.9×10.4mm、フィルターサイズが46mm。本体サイズは最大径が約57mm、全長が60mm、重量は128g。

レンズ構成のイメージ図

OM-D E-M10 Mark IIに装着した様子