名古屋鉄道は10月22日、舞木検査場(愛知県岡崎市)で「第10回名鉄でんしゃまつり」を開催する。引退してなお根強い人気を持つ7000系「パノラマカー」をはじめとする往年の名車の展示など、数多くの催しが用意される。
7000系「パノラマカー」は1961(昭和36)年デビュー当時のフェニックスエンブレムを取り付けた姿で展示され、運転台も見学用に開放される。その他、「いもむし」の愛称で知られる3400系、5500系、8800系「パノラマDX」、昨年導入された電気機関車EL120形、保守用作業車「プラッサーマルタイ」の各車両が展示される。新規イベントとして「ミュースカイ」の前面扉開閉実演も実施。その他、36トンクレーンによる車体吊り上げ作業実演、架線点検用軌陸車の線路上への移動実演も行う。
パノラマカーに取り付けられている連結器の操作体験をはじめ、電車のドア開閉、パンタグラフ操作、鉄道模型ジオラマ操作などの各種体験も実施。小学生以下を対象とした体験コーナーも充実させ、新たにミニ電車試乗会や的当てゲーム、オリジナルキーホルダー作りを用意した。電車とつな引き体験や、運転席での撮影、子供用制服での記念撮影など、従来からの人気企画も引き続き実施する。
「名鉄でんしゃまつり」は事前応募制で、小学生以下の児童と成人の保護者を含む6名以内を1組として、名古屋鉄道ウェブサイト内の専用ページから申し込む。応募締切は10月12日。定員4,000名のため、応募多数の場合は抽選となり、当選者への入場証の発送をもって発表に代えるとのこと。