日本HPは28日、バッテリを搭載可能なモバイル複合機「HP OfficeJet 250 Mobile AiO」を発表した。9月下旬から発売する。直販サイト「HP Directplus」の価格は34,800円(税別)。

HP OfficeJet 250 Mobile AiO

プリンタ / コピー / スキャナ機能を備えたA4カラーモバイル複合機。電源としてACアダプタのほか、オプションの着脱式バッテリを使うことで、電源のない場所に持ち運んで使うことができる。バッテリ駆動での印刷枚数は最大500枚で、USBからの充電にも対応する。

モバイル可能な複合機という異色の存在

オプションのバッテリは本体背面に装着

インクカートリッジは、プリントヘッド一体型の顔料黒と3色一体型カラーの2本を使う。大容量インクカートリッジも用意されている。印刷速度はAC電源使用時でモノクロ約10枚/分、カラーが約7枚/分。バッテリ駆動時でモノクロ約9枚/分、カラーが約6枚/分。ファーストプリントアウトタイムは、ACアダプタ使用時でモノクロ11秒、カラーが約13秒。バッテリ駆動時でモノクロ約11秒、カラーが約14秒。

【左】【中央】インクカートリッジ 【右】操作は2.65インチのカラータッチ液晶モニタ

給紙トレイの容量は最大50枚、ADFは最大10枚だ。操作用に2.65インチのカラータッチ液晶モニタを装備し、両面印刷には手差しで対応。IEEE802.11/b/g/n対応無線LAN機能も標準で搭載し、ノートPC / スマートフォン / タブレットなどからのワイヤレス印刷も可能。「Wi-Fiダイレクト」機能では、ネットワークを経由せず複合機とスマートフォンなどを直接接続しての印刷できる。

そのほか主な仕様は、プリント解像度がモノクロ1,200×1,200dpi、カラー4,800×1,200dpi。スキャナ機能は、光学解像度が600×600dpi、スキャン速度が200dpiモノクロで最高8ipm、200dpiカラーで最高3.6ipm。

インタフェースはUSB 2.0、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN。本体サイズはW380.2×D198.3×H91.3mm、重量は3.06kg(バッテリ含む)。対応OSはWindows XP(SP3) / Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.8~10.11。