細田守監督の最新作『バケモノの子』が日本テレビ系にて、7月22日21時から放送されることが明らかになった。放送時間を25分拡大し、本編ノーカットで放送される。
『時をかける少女』(06年)、『サマーウォーズ』(09年)、『おおかみこどもの雨と雪』(12年)などの話題作を手掛けた細田監督の3年ぶりとなる最新作として、2015年7月より公開された『バケモノの子』。観客動員数は459万人と、2015年夏の邦画No.1ヒットを記録し、第39回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞した。映画では東京・渋谷とバケモノが暮らす不思議な町・渋天街を舞台に、孤独な少年・九太と、暴れん坊のバケモノ・熊徹のちょっと変わった「親子の絆」を描いている。
細田守監督 コメント
――テレビ初放送、どのような思いですか?
初放送をすごくうれしく思っています。『バケモノの子』は基本的にアクション映画ですので、おもしろいことが次々に起こります。テレビの前でワイワイみんなで楽しんで見てください。
――「2016年夏休みのはじまり」このタイミングでの初放送、視聴者にどのように楽しんでもらいたいですか?
ついに夏休み。人は夏に成長するものですよね。夏には色々人生の思い出になる出来事が起こります。出会いと別れ、悲喜こもごもかもしれませんが(笑)、「夏休みが始まった~」という盛り上がった気分で、そんな夏の思い出の皮切りとして楽しんでください。
――『バケモノの子』に込めたメッセージ、視聴者に届けたい思いとは?
みんな誰しも胸の中に心の師匠、親がいると思います。それは身近な人かもしれないし、会ったこともない人、あるいは歴史上の人物かもしれない。実際の親だけでなく、人はそういう大切な存在によっても育てられているんだということを伝えたいです。 そんな人のことを思い出しながら観ていただければと思います。
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