東武鉄道は2012年6月から進めてきた東武アーバンパークライン(野田線)岩槻駅の橋上駅舎化をこのほど完了し、5月31日から使用開始する。東西自由通路の一部は5月24日から使用開始となる。

東武アーバンパークライン岩槻駅の新駅舎の外観と東西自由通路内観

新しくなった岩槻駅は鉄骨造2階建てで、延床面積約1,006平方メートル。エレベーターやエスカレーター、多機能トイレなどを備える。外観は和風建築の意匠を取り入れ、白壁に黒の瓦調屋根の落ち着いたデザインとした。東西自由通路と橋上駅舎がともに使用開始となることで、これまで改札口のなかった駅西口からのアクセスが向上し、東西の行き来が便利になるといった効果が期待されるという。