東武鉄道は、東武伊勢崎線(竹ノ塚駅付近)連続立体交差事業の進捗にともない、5月29日から下り急行線の高架区間を使用開始すると発表した。

竹ノ塚駅付近高架橋の工事中の様子

この事業は東京都足立区が事業主体となって進めているもので、東武スカイツリーライン(伊勢崎線)竹ノ塚駅付近の約1.7km(西新井~谷塚間)の複々線区間を高架化する計画。東武鉄道は2012年3月に足立区と施行協定を締結し、2020年度の事業完成をめざして工事を進めている。工事が完了すれば、2カ所の踏切が廃止されることになる。事業費は約544億円。

5月28日終列車後に下り急行線の高架切り替え工事を実施し、5月29日の初列車から高架区間の使用を開始する予定となっている。