Acerは4月21日(米国時間)、米ニューヨークで開催したプレスイベントでファンレスデザインの高性能2-in-1デバイス「Switch Alpha 12」を発表した。ディスプレイサイズは12インチ、プロセッサにIntelの第6世代Coreを搭載する。

Switch Alpha 12は、ファンを使わずに効果的にプロセッサの温度を安定させるLiquidLoopクーリングテクノロジを冷却機構に採用し、ファンレスで第6世代Core i7/i5/i3の搭載を実現した。冷却ファンがないので常に静かに動作し、ほこりが内部にたまるといった吸気/排気に伴うトラブルを避けられる。

筐体にはアルミニウムが用いられており、ヘアライン加工によって持ちやすくなっている。背面には最大165度まで自在に調整できるU字型のキックスタンドを備える。

メモリーは4GB/8GB、ストレージは128GB/256GB/512GB。12インチのIPSディスプレイの解像度は2,160×1,440だ。インターフェイスは、USB 3.1 Type-C、Wi-Fi (802.11ac/a/b/g/n)、Bluetooth 4.0など。

着脱可能なフルサイズキーボードは、マグネット・ヒンジで本体と接続する。厚みが5.85ミリで、キーストロークが1.4ミリ。Windows 10のジェスチャー操作をスムースに行えるPrecision Touchpadを備える。

キーボードを装着したサイズは292.1×201.4×15.85ミリ、重さが1,250グラム。本体のみでは292.1×201.4×9.5ミリで重さが900グラムだ。オプションで、Acer Active Pen、DisplayPort/HDMI/USB 3.1 Type-Cポート×2/USB Type-Aポート×3などを追加するドック、WiGigドックなどが用意されている。

Switch Alpha 12は5月に中国とEMEAで、6月に北米で発売になる予定で、北米での価格は599USドルから、となっている。