V6の長野博が21日、都内で行われたオフ・ブロードウェイ・ミュージカル『Forever Plaid』の公開稽古に、共演の川平慈英、松岡充、鈴木壮麻とともに登場した。

左から川平慈英、松岡充、鈴木壮麻

1956年のアメリカで志半ばにして死んでしまった若いコーラスグループの4人が、1日だけ現代の地上に戻り、ショーを行うという内容。2013年に同じメンバーで上演され、今回は3年ぶりの再演となる。公開稽古では「Three Coins In The Fountain 3枚のコイン」「Moments to Remember あふれる想い出」「Crazy ‘Bout Ya Baby 君に夢中」の3曲を披露した。

前回「4人でデビューしたい」と言っていたことから、意志は変わっていないのかと聞かれた川平は、長野を指して「紅白歌手がいますからね」と胸を張る。V6として、2014年・2015年と2年続けて紅白歌合戦出場を果たした長野は「おかげさまで」と恐縮しつつ、「まあ、紅白はわかんないですけど、あわよくばね!」と期待を込めた。

川平は「この4人で東京ドーム……まあ、V6の前座でもいいんですけどね」と野望を語りつつ、「日本代表フェチの僕としては、日本を飛び出てライブ活動をしてもいいなと、今プロデューサーにプレゼンしています」と、アピールした。

28日に福岡・久留米公演を控えているが、16日に熊本地震が発生したばかり。長野は「九州の方が、こういう時期だからこそ、来てくださいと言ってくださった」と状況を明かした。そして、「違う世界にお連れしますので、いろんなことを忘れて楽しくなって、それがパワーになっていただければと思います」と心情を語った。