13日にNMB48からの卒業を発表した渡辺美優紀(22)が20日深夜、ニッポン放送のラジオ番組『AKB48のオールナイトニッポン』(毎週水曜25:00~27:00)に出演し、自身の卒業について語った。
NMB48の2トップとして共にグループを牽引してきた山本彩と、HKT48の指原莉乃と出演した渡辺。卒業を決意したタイミングを聞かれると、「同期のメンバーが卒業していくのが増えて身近に感じるようになって、考えるようになったのが夏過ぎぐらい。でも具体的に踏み出す決意はできなくて、だけど12月くらいに新しい世界も見てみたいと思って、前向きに卒業したいと思うようになった」と経緯を明かした。
事前に山本に卒業の相談をしなかったというが、山本は「わかりやすい。におわす感じのこともありましたし」と気付いていたそうで、渡辺は「におわせる癖ですね。怒られました。そこに関しては本当に反省している」と謝罪。また、卒業発表についても、その日に発表すると言えなかったというが、山本はそれも「ここかな」と気付いていたそう。渡辺はまた、「チームB2の劇場公演で発表したいけど、さや姉にいてほしいという希望をスタッフが聞いてくれて、最新シングル『甘噛み姫』の初披露にしてくれた」と話した。
卒業発表時に「ホントの友達のような関係にはなれなかったけど、今までの人生で一番運命の人だと感じました」と山本との関係を語った渡辺だが、「彩ちゃんに今までの気持ちは伝えたいな」とは思っていたものの、準備していたわけではなく「あの場で出てきた言葉」と説明。「(山田)菜々ちゃんが卒業する時に、彩ちゃんと2人の曲が『友達』っていう曲。この2人が友達なら、私は友達じゃないけど運命を感じたなって」と伝えた。
さらに、NHK連続テレビ小説『あさが来た』の主題歌としても人気を集めた山本がセンターを務める楽曲「365日の紙飛行機」を聞いて、卒業への「背中を押された」と告白。「劇場公演とかで歌う機会がある時にどんどん好きになりました」と語った。